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多摩区・麻生区 社会

公開日:2026.07.17

麻生警察署 テロ想定し配備訓練 8署合同、区と消防も連携

  • 犯人役(左)を警戒する署員ら

    犯人役(左)を警戒する署員ら

 麻生警察署(倉田文二署長)は、近隣の警察署と合同の広域緊急配備訓練を、6月22日に麻生区役所で開催した。

 同署が主催し、現場対応能力の向上や関係機関の垣根を超えた連携強化、迅速な情報共有による組織的な捕捉体制の確立などを目的に企画された。当日は同署と相模原、大和、相模原南、青葉、緑、瀬谷、町田の8署と、神奈川県警通信指令課、警視庁通信指令本部に加え、麻生消防署と麻生区役所の職員が参加し、100人体制での訓練となった。

 訓練は、区役所に各署員が扮した不審な5人組が訪れ、4人が有害液体物を散布し車や電車で逃走、広域緊急配備が敷かれ、逃走先で管内の署員が犯人を確保する想定で実施。残る一人は刃物で切りつけ、臨場した警察官らを威嚇。「落ちつけ」「話は聞く」といった説得を振り切って切りかかり、最後は取り押さえられた。広場には救護用テントが立てられ、消防署員が防護服を着て、薬物の除染やけが人の対応などを確認した。

 麻生消防署の金子正和署長は「群衆の中でテロは起きる。報道や野次馬への対応、要救助者が多いなどさまざまな想定が必要になる。今後も関係機関で連携訓練をしたい」と話した。倉田署長は「来年は横浜市で国際園芸博覧会もあり、テロへの警戒は重要。区役所や消防署、他署との連携、情報共有がしっかりできた。ブラッシュアップして今後に生かしていきたい」と総括した。

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