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多摩区・麻生区 社会

公開日:2026.08.28

麻生警察署小田急バス 刃物事件に備え訓練 初動対応と連携強化

  • 刃物事件に備え訓練 (写真1)

 バス車内での刃物使用による傷害事件を想定した警察とバス事業者の合同緊急配備訓練が8月26日、麻生区王禅寺西の小田急バス新百合ヶ丘営業所で実施された。麻生警察署をはじめ、自動車警ら隊、通信指令課、教養課の警察官や、小田急バス関係者など計約60人が参加。昨今全国で相次ぐ公共交通機関での不審者事件を踏まえ、初動対応能力の向上と関係機関の連携強化を図った。

 訓練は、走行中の小田急バス車内に刃物を持った不審者が乗車したとの想定で開始。乗客の安全確保や避難誘導、運転手による110番通報、通信指令課からの緊急配備発令、駆けつけた警察官による被疑者の制圧・逮捕に至るまでの一連の流れを、本番さながらの緊迫感の中で確認した。

 演習終了後には、県警本部の師範による小田急バス社員向けの不審者対応講話も行われ、万が一の際の身の守り方や防犯具の活用法について理解を深めた。

  麻生警察署地域の安藤君佳課長は「バス事業者との迅速な情報共有と初動対応の連携を確認できた。継続することが大切。いざというときに自然と声が出せるようにならねばならない」と総括。小田急バス新百合ヶ丘営業所の伊藤繁所長は「日常の運行において乗客の皆さまの安全確保は何よりも優先されるべき課題。今回の訓練で得た手応えと反省点を社内で共有していきたい」と話した。

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