(PR)
「生活習慣と肥満」の専門外来 巻き爪、水虫にも対応
昭和20年代から武蔵小杉周辺の地域医療を支えてきた『聖マリアンナ医科大学東横病院』が、2015年に設置した「生活習慣病センター」。対象は、生活習慣病、糖尿病、脂質異常症、肥満、高血圧、高尿酸血症、甲状腺を含む内分泌疾患など。外出自粛により健康不安が指摘される中、代謝・内分泌内科の太田明雄医師に話を聞いた。
同院が全国に先駆け開設したCGM外来(CGM:持続グルコース測定)では、2週間の血糖のセンサー測定により、従来把握できなかった夜間(就寝中)の低血糖や食後の高血糖などの血糖変動を可視化して把握することが可能に。太田医師は「患者さんの病状が分かり、治療意欲の向上にもつながる」と話す。同院の検査数は県内トップ、全国でも指折り。血糖だけでなく、食事日誌によるカロリー、内容、塩分摂取の評価も行っている。
1型糖尿病の治療にはインスリンポンプ療法を行い、糖尿病の方に多い水虫、タコや巻き爪などフットケアにも対応。また、肥満度の高い患者には外科手術を行い、肥満の軽減だけでなく、糖尿病や心血管疾患、睡眠時無呼吸症候群、整形外科的疾患などの合併症の改善にも取り組む。
在宅勤務者が増加する中、太田医師は食事と運動の大切さを呼びかける。「15分でも良いので食後に歩行などの有酸素運動を。足腰に問題なければ筋トレも有効。外でウォーキングする際は、マスクを装着し密を避けた上で、足の付け根で歩くようなイメージで大股で歩きましょう。太ももの筋肉を刺激し糖の代謝も高まります」。今後はオンライン診療も検討中という。
|
|
|
|
|
|
4月19日
4月12日