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中原区 経済

公開日:2022.09.02

市バス運賃
10月から料金引き上げ
27年ぶり改定

 川崎市交通局は、10月1日から路線バスの運賃を引き上げると発表した。認可申請を行っていた乗り合いバスの料金改定について、8月26日に国土交通大臣の認可を受け実施が決まった。

 市バス運賃の値上げは1995年の3月以来27年ぶり(消費税引き上げによるものを除く)。同局は、これまで使用期間を延長してきたバス車両の更新台数増加、営業所の老朽化などで資金需要が見込まれると説明。厳しい経営状況が想定されることから、将来にわたり市バス輸送サービスを維持していくために、経営努力に加え料金改定による収支改善が必要と判断したという。

 乗車料は、大人の現金・ICカード運賃が210円から220円に、小児のICカード運賃を105円から110円に引き上げる。

 またIC1日乗車券、通勤定期の料金も引き上げるが、通学定期は、子育て世帯の経済的負担を軽減する目的で、金額を引き下げる。

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