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公開日:2026.07.31
小学生バレーボール 元住吉JVC、初の全国へ 県制し、川崎市勢8年ぶり
小学生バレーボールの神奈川県大会混合の部で、中原区を拠点とする「元住吉JVC」が初優勝を果たした。川崎市勢としての全国大会出場は8年ぶりの快挙となる。エースに頼らない多彩な攻撃と粘りの守備でつかんだ頂点。8月3日(月)から東京体育館などで開幕する全国の舞台へ、地元の期待を背に一戦必勝で挑む。
創部5年目の快進撃だ。6月に県下5会場で行われた県大会の準決勝で相模原市の強豪を下すと、勢いそのままに決勝へ進出。決勝戦では過去敗れ続けていた宿敵・港南台ジュニア(横浜市)と対峙した。第1セットを落とす厳しい展開となったが、「負けられない」という選手たちの執念が試合の流れを変える。驚異的な粘りでフルセットの激闘を逆転で制し、悲願の初優勝を決めた。
主将の松下葉大さん(住吉小6年)は「初めての全国大会と優勝が決まって本当にうれしかった。全員の強い気持ちが逆転につながった」と晴れやかな表情を見せる。
攻撃も守備も全員で
村上裕介監督(45)によると、チームの強みはエースに頼らない「多彩な攻撃」とあきらめない「粘りのディフェンス」にあるという。
多くのチームがエースにボールを集めて得点するのに対し、同チームは、全員が攻撃に参加。速攻を交えたセッターの巧みなトスワークもあり、ブロックに的を絞らせない多彩な攻撃で得点を重ねる。ディフェンスでは、松下主将を中心に鍛え上げられた最後まで追う気迫のレシーブが光る。あきらめずに拾い上げたボールは反撃ののろし。そこから一気に多彩な攻撃につなげるのがプレースタイルだ。
普段は井田小や住吉小などの体育館で、週3回ほど練習に取り組んでいる。メンバーの多くは地元の小学生。当初はわずかな人数からスタートした地域密着のチームが、保護者や地域住民の温かい声援に支えられながら着実に力を蓄え、結成5年で神奈川の頂点へと駆け上がった。
全国大会初戦は東京体育館のメインアリーナ。松下主将は「レシーブからリズムをつくり、自分から積極的にプレーしてチームを盛り上げたい。まずは予選リーグを突破して決勝トーナメントに進出し、チーム全員で勝利をつかみ取る」と意気込む。中原の子どもたちがつちかった「つなぐバレー」が、全国のコートで大きな華を咲かせる。
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