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中原区 スポーツ

公開日:2022.11.18

全国障害者スポーツ大会
諌山さん(下小田中)が大会新
小2からの野球経験生かし

  • 金メダルを手にする諌山さん

    金メダルを手にする諌山さん

  • 車椅子に座りながら投球

    車椅子に座りながら投球

 全国障害者スポーツ大会が10月29日から3日間にわたり栃木県で開かれ、下小田中在住の諌山(いさやま)佑さん(23)が、ソフトボール投の競技で大会新記録となる34m57cmで優勝を飾った。

 諌山さんは小2から野球を始め、中学では全国優勝を経験。高校でも甲子園を目指し野球漬けの日々を送り、大学進学で新たな野球人生に挑戦しようとした矢先の出来事だった。19歳の頃、脳の血管に生じる先天的な病気が原因で脳出血を発症。半身まひや記憶障害などの症状を背負い車椅子生活を送ることになった。退院後は何もやる気が起きなかったという諌山さん。そんな時、通っているリハビリ施設の職員から勧められたのが障害者スポーツのソフトボール投だった。車椅子に座りながらという難しさはあったが、投げる楽しさを感じるように。元々の野球経験も生き、初めて出場した市の大会で優勝した。

大舞台で力発揮

 全国大会には、代表選手として強化練習を重ね出場。動かない左足を固定したり、体のひねりを使って投げるなど工夫を重ねた。大会では大舞台で初めて30mを超え、新記録を樹立した。「他の人には負けたくなかったからうれしい」

 今ではボッチャやフライングディスクなどのスポーツにも挑戦するほど前向きになった諌山さん。「体を動かしている方が好き。自分に何が出来るかわからないが、好きなことを見つけたい」と笑顔を見せた。

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