２０２３年の年頭にあたり、神奈川県内に組織基盤を持つ国政７政党の県責任者が本紙にコメントを寄せた。
３年を超えてもなお終息を見せない新型コロナウイルス感染症や急激な物価高への対応、ロシアによるウクライナ侵攻などの国際情勢を受けた我が国の安全保障のあり方についての考え方などが示されているほか、今春に行われる統一地方選に向けた意気込みなどが、それぞれの立場から語られている。
７党県責任者の県民向け年頭コメントは以下の通り。
（敬称略）
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自民党神奈川県支部連合会 会長 小泉 進次郎
あけましておめでとうございます。かながわ自民党の強みは、市町村・県・国のつながりを基盤にした政策実現力です。新型コロナから県民の命と暮らしを守り、経済を回復させるため、本年も課題解決に全力を尽くします。４月の統一地方選挙は、政策実現力をさらに強化する上で負けられない戦いです。公認・推薦候補者の当選のため、結束して挑みます。
立憲民主党神奈川県連合 代表 青柳 陽一郎
私たちは国民目線の政治で生活者・働くものの政策を実現していく政党です。「健康長寿」「所得と賃金が上がる経済」「教育と子育へ徹底投資」を柱に、あらゆる世代の幸せをつくるために働きます。本年は統一地方選挙を目前に控える神奈川決戦の年です。県連代表として先頭に立ち、一人でも多くの国民の皆さまに理念と政策を届けていく覚悟です。
神奈川維新の会 代表 金村 龍那
新年おめでとうございます。コロナ禍、人口減少、物価高など、わが国は危機的状況です。危機の今こそ、従来の古い政治の発想から抜け出し、次の世代・子どもたちに徹底投資する新しい政治が必要です。日本維新の会は子どもたちの笑顔こそが、明るい日本の未来につながると信じて、神奈川での改革を進め、様々な地域課題の解決を行ってまいります。
公明党神奈川県本部 代表 三浦 信祐
新年おめでとうございます。ロシアによるウクライナ侵略により急激な物価高騰が家計・経営を直撃。公明党は、電気・ガス代負担軽減対策の予算を確保しました。昨年、「子育て応援トータルプラン」を発表。少子化、子育て支援、子ども政策を中心にする「こどもまんなか社会」などライフステージに応じた支援拡大に全力で取り組んでまいります。
国民民主党神奈川県連合 代表 小粥 康弘
新年おめでとうございます。新型コロナの影響が長引く中、ロシアによるウクライナ侵攻や記録的な円安等による原油高・物価高騰が国民生活を直撃しています。国民民主党は家計負担軽減のための緊急経済対策を提案し、実現に向け取り組んでいます。本年も物価高に苦しむ国民の暮らしと命を守るため「対決より解決」の姿勢で新しい政治を進めていきます。
日本共産党神奈川県委員会 委員長 田母神 悟
物価高騰が暮らしを直撃しています。賃金引上げと消費税減税、インボイス中止を求めます。戦後日本のあり方をくつがえす「敵基地攻撃能力」の保有は、専守防衛を投げ捨て、日本が攻撃されていないのに安保法制により自衛隊が相手国を攻撃する危険な動きです。軍備拡大の大増税に反対します。暮らし・平和のため統一地方選挙でがんばります。
社民党神奈川県連合 代表 福島 みずほ
今、円安、物価高、賃金や年金が下がるという中で生活が苦しくなっています。政治の出番です。税金の取り方を変え、税金の使い道を変えます。防衛予算11兆円で世界第３位の軍事大国になるのではなく、教育や福祉に使うべきです。給食の無償化・有機化、高校や大学の授業料の無償化、医療・保健所・介護の充実などを実現していきます。
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