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中原区 社会

公開日:2023.05.05

夢はミュージカル俳優
山口菜々美さん

  • 夢はミュージカル俳優 (写真1)

 「歌うことが大好き」という山口菜々美さんは、昨年、日本テレビが主催する舞台「アニー」でケイト役として初めてミュージカルに出演した。現在は、米国ブロードウェイで大ヒットした「ザ・ミュージック・マン」の日本公演で大人たちに交じって舞台に立っている。4月からの東京公演を終え、今月から名古屋、大阪、博多などで出演する予定。山口さんは「ドキドキするけど舞台で歌ったり踊ったりするのは楽しい」と笑顔。「将来は舞台で共演している(元宝塚の)花乃まりあさんみたいなミュージカル俳優になりたい」と夢を描いている。

 4歳の頃に、母と一緒に見ていた「アニー」のメイキング映像を見て興味を持ったという山口さん。演技や歌のレッスンスタジオに通い始め、最近では舞台で生かそうとジャズダンスやクラシックバレー、ピアノの練習にも励んでいる。その中でも山口さんが一番好きなのは「歌うこと」。自宅のリビングや浴室でもレッスンで習った童謡などをいつも大きな声で歌っているという。「食事中に歌っちゃって怒られたこともありますけど…」とも。

5回目で初の合格

 ミュージカルのオーデションを初めて受けたのは1年生の時。「レ・ミゼラブル」で、最終審査の手前で惜しくも落選。「緊張して歌詞やセリフを間違えちゃって」と、その後数回受けても結果は出なかった。5回目に受けた「アニー」のオーデションでもセリフを間違えたが「気持ちを切り替えて最後まで元気に」と諦めずにやり切ったことが合格に繋がった。名前を呼ばれた時は目を丸くして喜んだという。

 アニーの舞台は、バケツをたたく音で目を覚ます演技で始まる。「目を開いたらお客さんがいてとてもドキドキした」と山口さん。初舞台では小道具の古いラジオやネズミが本物みたいで驚いたと振り返る。

 出演中の「ザ・ミュージック・マン」では、アニーに比べセリフも多く演技する時間も長いうえにピアノを演奏するシーンもあり、「練習を一生懸命して緊張しないように」と臨んでいる。夕方の公演には学校を早退して舞台に立つこともあり、勉強が遅れないようにと休み時間は学習プリントで補習することも。勉強と舞台の両立にも一生懸命だ。

 「これからもっと歌も演技もダンスもうまくなって、いろいろなミュージカルに出演したい」と目を輝かせた。

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