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中原区 文化

公開日:2026.10.09

古典を研究、「書」で表現 柯の会展覧会 10月11日まで

 市民有志の書道団体「柯(えだ)の会」の展覧会と、同会を主宰する吉田東霞さんの書陶展が10月6日から11日まで、元住吉アートフラッツで開催されており、多くの人が会場を訪れている。

 6歳から書道を始め、書の大家で日本芸術院会員の松本芳翠氏に幼少のころから師事し、今年102歳でいまだ現役で書を続ける吉田東霞さん。40年程前に、同会を立ち上げ、区内のアトリエで中国・日本の古典の書を勉強して、自分たちの書として作品づくりを行っている。展覧会は、隔年で実施していたが、2年前から毎年開催しており、今年で21回目。

 今回出展しているのは吉田さんを含む会員22人。それぞれが古典の詩を研究して、表現した大小の書が80点近く並んだ。吉田さんは「皆さん興味があって見に来てくれた。来てくれた人たちは喜んでくれている」と喜ぶ。

 「100歳を超えて、まだ書をやっている人は全国にもいないのでは」と吉田さん。自身の個展でも、書や陶芸などこれまでに制作した作品が数多く展示され、来場者の目を留めていた。「詩の意味を表した字を書くこと。書いているものに命を宿すことが大事」と書に懸ける思いを語る。「命ある限り書き続け、後進に書の勉強の仕方や芸術性を伝えていきたい」と語った。

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