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麻生区版 公開:2014年1月31日 エリアトップへ

麻生区子どもの発達支援事業に携わる和光大学准教授 常田 秀子さん 東京都在住 50歳

公開:2014年1月31日

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心理学もとに子育て伝授

 ○…麻生区役所で2月14日に行われる、区民向け発達支援講座「子どもの育ちを楽しむ子育て」の講師を務める。区子どもの発達支援事業に初めて携わり、「小さな子どもをもつ親は緊張している。そこまで緊張しなくても大丈夫ということを伝えたい」。3年前に立ち上げた和光大学の研究プロジェクト「子ども発達相談室」の代表として、子どもとの関わり方やスキンシップの役割を区民に教える。

 ○…コミュニケーションや言葉の覚えが人より少し遅いなど、成長におけるちょっとした気がかりや発達障害のある子の子育てを専門とする。悩みを抱え「子ども発達相談室」に訪れる親たちに不安を打ち明けてもらい、アドバイスを送っている。「完璧な子育てを求め悩んでいる親御さんが多い。基本的に完璧なものなどないので、悩み過ぎないでほしい」

 ○…持ち前の子育て論のベースには心理学がある。高校時代から友達同士でいる時でも状況を俯瞰し、「友達がなぜ悩んでいるかなどを考え、人間の心理って面白いなあ」と感じていた。進学した東京女子大学では心理学を専攻。そこに授業の一環で毎週来ていた知的障害児と触れ合うことで、学問として障害にも関心をもつようになった。卒業後、和光大が障害をもつ学生から要望を聞く取り組みなどを行っていることを知り、「運命かな」と同大学の現代人間学部に講師として入り、発達心理学などの研究を重ねてきた。

 ○…自身の心のリフレッシュ法は自宅から大学までの約17Kmの道のりをサイクリングすること。多摩川や鶴見川の川沿いを走り、空や自然の風景を楽しむ。休日は2児の母の顔。「ややこしいことはあまり言わずに、ポジティブな所を見た方がいい」と、20歳の娘と中学1年の息子の長所を伸ばし、育ててきた。これまで相談を受けてきたことや自らの経験をいかし、麻生区の母親たちに子育て法を伝授していく。
 

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