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公開日:2017.09.15

「IT×農業」の技術を身近に
麻生区企業らが団体創設

  • 団体を立ち上げた佐々木伸一代表取締役

 情報技術を活用した農業支援ビジネスを展開する(株)ルートレック・ネットワークス=本社・麻生区万福寺=がこのほど、農業向けIT技術の周知などを目的とした団体を立ち上げた。IT関連企業らによる課題解決に取り組む新たな試みには川崎市や日本マイクロソフト(株)なども賛同者に名前を連ねている。

 同社の佐々木伸一代表取締役社長らが立ち上げた「できる.agri」(できるドットアグリ)プロジェクトは、新しい農業の姿を広く紹介していくことで生産者が抱える課題を解決していこうとする取り組み。「ITで農業の”できる”をもっと。」というコンセプトを掲げ、具体的にはIT技術を活用する農家を紹介するHP(ホームページ)を既に開設。ほかにもモデル農家らと全国を巡るキャラバンの実施も予定している。

 プロジェクト発起人は同社に加え、ネットスーパーを展開するオイシックスドット大地(株)、ITを活用する農業生産法人の(株)GRA、インターネットメディア70Seedsの4社。また川崎市や日本マイクロソフトのほか、クラウドファンディングやネットショップ運営企業なども賛同者として実行委員会メンバーとして参加している。

事例共有で理解深める

 ルートレック・ネットワークスは農作物の生育情報を数値で割り出し、水と肥料を自動供給する次世代養液土耕システム「ゼロアグリ」を13年から販売している。高齢化や担い手不足といった農業課題に対応するシステムとして普及を進める中、同社は農家のIT利活用に対する抵抗感などに直面。今回のプロジェクトは「現役の方々の高齢化などで農業人口が減少する中、ITの力で農業の押し上げに貢献したい。成功事例の紹介などでまずは技術を身近に感じてもらう必要を感じた」(佐々木代表)という思いがきっかけとなっている。今後予定している全国キャラバンに関して「賛同してくれた川崎市でも企画したい」と佐々木代表は話す。

 川崎市経済労働局関係者は「川崎の農業は後継者問題などの課題がある。IT技術の活用でこれまでの農業経験値を新たな栽培で反映させたり、効率化などにも有益な取り組みとして支援していきたい」と期待を寄せている。

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