各界で活躍する著名人直筆の絵馬を集めた「有名人慈善絵馬展」が元日から7日まで、稲毛神社(川崎区宮本町・市川緋佐麿宮司)境内で開かれる。展示の準備を進める同神社には芸能人やスポーツ選手、画家、書家、政治家からの作品が続々と届く。
川崎F監督、選手の作品も
「有名人慈善絵馬展」は、同神社を訪れる多くの参拝者の目を毎年楽しませている新春の恒例行事。
今回も神社境内の特設コーナーには、約250点の趣向を凝らした作品が展示される。来年の干支「戌(いぬ)」にちなんだ絵馬をはじめ、富士山などの縁起物の図柄、新年の抱負を記したり、風刺を効かせた作品が同神社に届く。
サッカーJ1で初タイトルを獲得した川崎フロンターレからは、鬼木達監督が力強く「連覇」と記した作品を寄せた。中村憲剛選手も意気込みを記し、大島僚太選手、谷口彰悟選手、車屋紳太郎選手の作品も展示される。
学習漫画で数多くの作品を執筆する漫画家・しのだひでおさんは、将棋界最年少の中学生棋士、藤井聡太四段を描く。漫画家の所ゆきよしさんはトランプ大統領の似顔絵に犬のイラストを添える。俳優の大村崑さんは、かつて出演したCMでおなじみのセリフ「元気ハツラツ」を揮毫する。
毎年の常連出品者、陶芸家の三浦硃鈴さん、水墨画家の小林東雲さん、脚本家のジェームス三木さん、漫画家の山根青鬼さんも趣向を凝らした作品を寄せた。また、WEB漫画『裏サンデー』で『灼熱カバディ』を執筆し、若者世代に人気の漫画家の武蔵野創さんが初めて出品する。
地元に縁の深い人では、福田紀彦市長や女子プロレスラー井上京子さん、衆議院議員の田中和徳さん、参議院議員の三原じゅん子さんらが出品する。
同神社は「新年の参拝とあわせて、縁起物の味わい深い作品を楽しんでもらえれば」と語る。
お気に入りは入札で
展示される絵馬の中で気に入った作品があれば、入札でき、最高価格の人が落札できる。収益金は東日本大震災の被災地復興支援などに充てられる。
問い合わせは、同神社(【電話】044・222・4554)。
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