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公開日:2026.05.29
県議会報告 神奈川県立がんセンターで次世代治療を推進! 県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
現在、がんの主な治療法は、手術、抗がん剤、放射線の3本柱と言われていますが、近年の医療技術の進歩は目覚ましく、私は、放射線治療の一つである核医学治療(アイソトープ治療)に注目し、その拡充を訴えてまいりました。
核医学治療とは!?
核医学治療は、放射性医薬品を静脈への注射や、飲み薬として服用することで、放射性物質をがんなどの病巣に取り込ませ、いわば「身体の内側から放射線を当てて」ピンポイントで治療する技術であり、多発性がんや微小病変にも対応するなど、従来の治療方法と比べて高い効果が期待されています。また、手術の痛みや抗がん剤の副作用といった身体への負担が大幅に軽減されることから、QOL(患者の生活の質)の向上にも大きく寄与するものと考えられます。
しかしながら、日本は欧米と比べると核医学治療の普及が遅れていると言われています。
主に普及の遅れていた〈三つの理由〉
理由の一つは、【1】利用できる医薬品の種類や対象となる疾患が限られていたこと。近年、徐々に拡充され、現在では核医学治療薬の治験が数多く実施されていることから更なる拡大が期待されています。
普及が進まなかった理由の二つ目は、【2】治療に使われる放射性物質「ラジオアイソトープ(RI)」がほぼ全量輸入に頼っていること。製造元の海外の原子炉が老朽化にともない停止したり、自然災害や紛争・戦争等の影響で輸入ができなかったりと、安定的な供給が困難でした。公明党は国会質疑で高速実験炉「常陽」によるアクチニウム-225の製造を提案。令和8年度から実証が始まり、国内での供給体制の整備が動き出します。
治療提供体制を整備!
三つ目には、【3】日本における放射性医薬品使用に関する規制が厳しく、対応が追いついていないこと。私は、そういった背景を踏まえ2月18日の代表質問で、本県のがん医療の拠点である県立がんセンターにおいて、より積極的に核医学治療を推進することを求めました。
これに対し黒岩知事からは、『専門の人材の育成と併せて、例えば放射性医薬品を投与した患者の尿を特別に処理する施設の整備など、運営主体である病院機構に対し、必要な支援を行い、核医学治療の拡大を推進する』との答弁を得ました。
国民の2人に1人が罹患する「がん」。より多くの治療の選択肢をお届けできるよう取り組んでまいります。
西村くにこ
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横浜市中区日本大通り1番地
TEL:045-210-7630
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