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公開日:2026.05.29
川崎区 外国人対応へ透明パネル 6月1日から試験導入
川崎区役所は、行政手続きなどで来庁する外国人住民とスムーズなコミュニケーションを図るため、会話の内容を透明な画面上に翻訳して表示する「透明ディスプレイ」を6月1日から試験導入し、運用を開始する。
これまで窓口にはタブレットが設置され、端末内の翻訳アプリやテレビ通訳システムを通じたやり取りが行われてきた。導入されるシステムは、このタブレット端末と連動し、職員と来庁者の発話内容を相手側の画面上へリアルタイムにテキスト表示する仕組みだ。対応言語は英語、中国語、ベトナム語、フィリピノ語など機械通訳で31言語、テレビ通訳で19言語となっている。ディスプレイが透明なため、従来の端末越しでのやり取りとは異なり「相手の表情や身振りを確認しながら会話を継続できる」点を区職員は挙げる。また、日本語同士の会話も文字化できるため、聴覚障害がある人をはじめ、聞こえに課題のある人との有効なコミュニケーションツールとしても期待されている。区によると、同様のシステムは神奈川県内では相模原市などで導入されているという。今回の導入費用は約170万円。
2026年3月末時点で川崎区の外国人住民数は2万2050人で、区内人口の9・4%を占める。日本語での意思疎通に不安を抱える区民の来庁も多く、窓口対応の効率化や正確性の確保が課題となっていた。
設置場所と台数は区役所2階の区民課に2台、3階の保険年金課に1台、7階の地域支援課に2台と児童家庭課に3台の計8台。装置は持ち運びが可能で、必要に応じて他の部署でも柔軟に活用するとしている。
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