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川崎区・幸区 人物風土記

公開日:2019.03.01

最年長勝利記録を更新した川崎競馬所属騎手の
森下 博さん
幸区小向仲野町在住 63歳

  • 森下 博さん (写真1)

少年の心で夢を追う

 ○…現役最年長騎手として活躍。今年1月31日、川崎競馬場での多摩川オープンでは、63歳8カ月で通算2675勝目となる最年長勝利記録を更新した。「スタートが上手くいき、位置取りも良く、仕掛け処で馬もよく走ってくれた。イメージ通りのレースができた」と振り返る。昨年はケガなどもあり、引退も頭をよぎったが、「『勝ってからやめろ』と自分を信頼してくれたオーナー(馬主)の期待に応えられたことが嬉しかった」

 ○…埼玉県深谷市出身。中学2年生の時、学校のキャンプで行った長野県の湖での乗馬体験で馬と出会った。楽しくてしかたなく、持っていた小遣いを使い切るまで乗り続けた。その様子を見ていた牧場出身の中学の恩師の橋渡しで、師匠となる川崎競馬の井上宥藏調教師にスカウトされて下乗りに。師匠の靴磨きから始めた厳しい修行だったが、3、4カ月もすると普通に馬に乗れるようになり驚かれた。デビューは18歳で、初騎乗、初勝利の快挙。2004年の川崎記念(G1)の勝利は最も思い出深いレースの一つだ。

 ○…オフの時は勝負事から離れ、多摩川で釣りに興じる。夏場は釣れても釣れなくても朝から夕方まで、糸を垂らすことも。「釣りの時は集中して余計なことは考えない。好きな事に向かうときは無心だね」。水彩画もたしなみ、30歳くらいの時には馬の絵で賞を取ったこともある。

 ○…長く現役を続けられているのはとにかく馬に乗ることが楽しくて好きだから。その気持ちは今もキャンプで初めて乗った時と変わらない。「身体と相談し、気持ちが続く間はもう少し記録を作りたい。期待に応えなきゃと思える気持ちがあるうちはまだ乗れる。重賞もとりたいし、まだ夢を追うよ」

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