川崎区内の小学校で5月19日、川崎区出身の国民的歌手・故坂本九さんが大好物だったカレーライスを提供する「坂本九食」と銘打った給食が行われた。
坂本九さんの生誕80年を記念して川崎市教育委員会とサッカーJ1・川崎フロンターレが取り組んだ。母校の市立川崎小学校(川崎区日進町)の1年生の教室では、生前の坂本九さんのコンサート映像が流され、チキンカレー、麦ご飯、ピクルス、牛乳を味わっていた。同学年の担任教諭によると1年生の多くが坂本九さんのことや曲、同校を卒業したことををほとんど知らないようだという。「給食を通じて接点を持つことができ良かった」とも話した。
坂本九さんの生誕80周年を盛り上げる取り組みは、川崎フロンターレと川崎市が中心となって実施。これまでにも市内の小学校2年生を対象に「坂本九の九九シート」、6年生に「坂本九算数ドリル」を配布。5月16日の等々力陸上競技場でのゲームでは坂本九オリジナル”九”ロック(クロック)と銘打った時計作りも行われた。今秋の川崎フロンターレホームゲームでは「坂本九生誕80周年」を記念したイベントを実施する予定だという。
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