川崎区・幸区 意見広告
公開日:2025.08.08
市政報告
高齢期の「聞こえ」にもっと関心を
公明党川崎市議会議員団 浦田だいすけ
◆高齢化とともに増加する「加齢性難聴」
2024年10月時点で、65歳以上の高齢者は3624万人と過去最多となり、特に75歳以上は前年比70万人増の2077万人に上りました。高齢化が進む中で注目すべき課題の一つが「加齢性難聴」です。国立長寿医療研究センターの調査では、70代後半の約7割、80代では男性の8割が、女性の7割が軽度以上の難聴を抱えていると報告されています。
しかしながら、自分が「難聴だと思っている」と答えた高齢者は1〜3割程度にとどまり、難聴の自覚がない人が非常に多いのが実情です。
豊島区では「みんなの聴脳力チェックアプリ」を使い、簡易なスクリーニング検査を行っています。「加齢性難聴」を早期に発見するため、同様の取り組みを行うよう求めました。
◆難聴がもたらす生活への影響と補聴器利用の実態
難聴は、社会的な孤立や認知症のリスクを高めるなど、さまざまな生活上に影響を及ぼしますが、医療機関の受診が進んでいないのが現状です。
また、補聴器についても、使用率は約15%と低水準にとどまり、背景には、価格の高さや、補聴器選びに関する知識不足が挙げられます。ネットや店頭で手軽に買える反面、「合わなかった」「使いづらい」と感じ、結果的に使用を断念するケースも少なくありません。
こうした状況を踏まえ、老人憩いの家などで、「聞こえ」に対する関心を高め、補聴器の適切な選び方・使い方を伝える講座の開催などを求めました。
◆早期対応と支援体制の強化を
高齢期の聴力低下はゆっくりと進むため、本人も家族も気づきにくいという特徴があります。だからこそ、早い段階での気づきを促し、医療機関や相談窓口につなげていくことが非常に大切です。今後も「聞こえ」に関する支援体制の強化を進めてまいります。
浦田だいすけ
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TEL:044-200-3361
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