川崎区・幸区 文化
公開日:2026.06.26
かこさん伝える学習を展開 幸・高津の小学校が授業報告
幸区ゆかりの絵本作家・故かこさとしさんの伝記や作品を活用した学習を行う小学校の報告会が6月5日、川崎市国際交流センター(中原区)で開かれた。
末長小学校(高津区)の小笠原彩教諭は、鈴木愛一郎氏が著したかこさんの伝記を使用し、エピソードや言葉を頼りに、かこさんの生き方や考え方に迫る授業を行った。140ページ超の作品を、心に残る箇所や疑問、児童同士の交流で気づいたり共感した点を確認しながら学習を進めた。子どもたちは伝記を読み終えた後にかこさんの作品にも触れ、魅力を紹介するポップづくりにも取り組んだことを紹介した。
古市場小学校(幸区)の竹本沙耶加教諭は6年生が、かこさんの絵本を紹介するポップを書店員からアドバイスを受けながら作成し、校内に展示。かこさんと古市場のつながりを紹介したポスターを作成して図書室に展示したことや絵本を紹介する動画作成と校内放送にも取り組んだことを報告した。「今年度はかこさんの親族から話を伺い、6年生の児童全員が共通基盤としてかこさんと地域のつながりにふれていきたい」と語った。
報告会は北野書店が主催する「川崎市学校図書展示会」の一環として行われ、多くの教育関係者が出席。川崎市名誉市民の藤嶋昭東京理科大学栄誉教授は来賓あいさつでかこさんとの親交を述懐し、科学絵本の緻密さと面白さを絶賛した。
北野晋太朗同書店社長は今年がかこさんの生誕100年の節目にあたるとし、「かこさんの魅力を再発見し、この地からさらに発信していく」と決意を示した。
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