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川崎区・幸区 教育

公開日:2026.08.14

核の恐ろしさ 語り継ぐ 北野書店で高校生らが講演

  • 講演を行う青柳さん

    講演を行う青柳さん

 核兵器の恐ろしさや惨状について知る「被爆者の思いをつなぐトークセッション」が「広島原爆の日」の8月6日、北野書店(幸区新塚越)で開催された。広島で被爆した川崎市折り鶴の会会長の森政忠雄さんや児童文学作家の横田明子さんが登壇し、当時の実体験や平和への願いを語った。

 高校生平和大使を務める逗子開成高校2年の青柳潤さんは核兵器について講演。約4000℃の熱線や爆風、放射能障害に加え、戦後も被爆者が苦しめられた差別や偏見といった社会的被害の実態を紹介した。青柳さんは核兵器の現状や危険性にも言及。旧ソ連が開発した史上最強の核兵器「ツァーリ・ボンバ」は広島型原爆の約3300倍の威力を持ち、投下されれば首都圏全域が壊滅するほどの脅威であると説明した。核弾頭については冷戦期より総数は減少したものの、兵器の近代化や高性能化が進み、実質的な脅威は深刻化している現状を明かした。

 父親と参加した小6男児は「放射線で皮膚がただれる被害を初めて知った。苦しむ人が大勢いる争いの原因をなくしていかなければならない」と語った。区内在住の五十嵐努さん(76)は「若い人が頑張って平和の思いをつなごうとしていることがうれしかった」と述べた。

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