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さがみはら中央区 人物風土記

公開日:2024.06.06

絵本専門店「こどもブックベース」を4月にオープンした
鈴木 まさ代さん
中央区在住 58歳

絵本の味わいを届ける

 ○…「子どもと本に関わることが好き。年をとっても離れたくなかった」。相模原市内の小学校に司書として22年間勤め、「おすすめの新刊を届けたい」とこの春、絵本専門店をオープンさせた。ロングセラーから最近の作品まで、子どもだけでなく大人にも手に取ってほしい絵本を取りそろえている。「大人になったからこそ、絵本に込められたメッセージを心の深いところで味わえる」と目を細める。毎月第4日曜日には「おはなしかい」を開催し、絵本をきっかけとした温かな交流を図っている。

 ○…勤め先の小学校では、司書として子どもたちの本選びのサポートをはじめ、蔵書選定の補助、本の修理などを担っている。やりがいは「子どもたちの成長のそばにいられること」。特に、図書委員の児童の活気に刺激を受けている。「いろいろなアイデアで、図書館をより良くしてくれる。成長のまばゆさを見られるのがとても楽しい」と声を弾ませる。

 ○…本好きな家族に囲まれ、物心ついた時から本が身近にあった。「祖母と昼寝をする時、布団の中に絵本を持ち込んで一緒に読んでいた」と懐かしむ。自身が母となって子どもに読み聞かせをしている中で「本を通して子どもと接すると、より愛情が伝わる」と実感した。育児をきっかけに図書館ボランティアに登録し、読み聞かせ活動に励んできた。

 ○…これからの目標は店を続けていくこと。「求めてくれる方はたくさんいらっしゃるので、力をお借りしながら維持していきたい」。司書としての大切な経験を財産に、「自分だけの本探し」の手助けに力を注ぐ。「絵本は公園の遊具みたいなもの。何度味わっても飽きずにもう一度、新たな気持ちで楽しむことができる」

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