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公開日:2026.08.01

SC相模原2026/27開幕 「エナジー」でJ2昇格、その先へ 来週8日ホーム開幕戦

  • 今シーズンのSC相模原の選手たちとシュタルフ監督

    今シーズンのSC相模原の選手たちとシュタルフ監督

  • 「エナジー」でJ2昇格、その先へ (写真2)

 Jリーグのシーズン移行後初年度となる、「明治安田Jリーグ2026/27シーズン」がいよいよ来週末に開幕。J3を戦う地元クラブ・SC相模原は8月8日(土)、ホーム・相模原ギオンスタジアム(ギオンス/相模原市南区下溝4169)で開幕戦に臨む。一体感という最大の武器と、磨き上げた「ENERGY FOOTBALL」を胸に――。21年以来のJ2昇格を果たし、その先の未来を切り開くための挑戦が、真夏のギオンスから始まる。

J3最多38得点貫く「前への矢印」

 欧州サッカーと同じ秋春制への移行に伴い、8月に開幕する今季。25年シーズン終了後、今年の2月から6月までは、特別大会「明治安田百年構想リーグ」が開かれていた。J2・J3の全40クラブが4グループに分かれて競い合った百年構想リーグにおいて、SC相模原が所属したEAST─Aグループは、10チームのうち7チームがJ2クラブという激戦区。相模原にとっては多くの試合が格上との対戦になったが、J2勢相手に4連勝(PK勝含む)を果たすなど、下馬評を覆す熱戦を演じた。

 最終順位はJ2を含む40クラブ中、堂々の17位。さらに、登録選手23人という少数精鋭の編成ながら、大会を通してJ3クラブでは最多となる「38得点」を記録。総力戦で4カ月間の短期決戦を戦い抜き、確かな自信と手応えを掴んだ。

 チームの核となるのは、22年からクラブが掲げるコンセプト「ENERGY FOOTBALL」。人々に勇気や活力を与えられるような、スピーディーでダイナミックなサッカーを意味する。24年シーズンの夏から指揮を執るシュタルフ悠紀リヒャルト監督は、このコンセプトを「走る、戦う、助け合う」と定義し、チームに浸透させてきた。「選手全員が『前への矢印』を徹底し、走り続けるアグレッシブなサッカー」。百年構想リーグでは、この「自分たちのスタイル」を確立できたことが躍進につながった。新たなシーズンを前に、シュタルフ監督は「大きく変えるものは何もない。僕らの『走る、戦う、助け合う』、そして『エナジー』を出して前へ前へと向かう姿勢はブレません」と手応えを口にする。

天然芝練習場「結果につなげる」

 秋春制への移行に伴い、今季は夏場の過酷な連戦や中2日でのアウェイ遠征など、タフな日程が組まれている。運動量を重視するチームスタイルだけにコンディション管理が命綱となる中、今年はついに待望の「天然芝練習場」が実現。クラブが費用を負担して三増公園陸上競技場(愛川町)のグラウンドをプロ仕様の天然芝へ全面改修し、練習拠点として使用できるようになった。

 夏場の人工芝による足裏の怪我や疲労を軽減できる環境に対し、シュタルフ監督は「天然芝でこの夏を乗り切れるのは計り知れないメリット。新しい環境を結果に結びつけられるよう、細部まで慎重に調整したい」と語る。

 さらに今オフは、地元・座間市出身の元日本代表FW武藤雄樹選手や、ジュニアユース・東海大相模高校(相模原市南区)出身のMF中山陸選手など、百年構想リーグで活躍した選手のほとんどが残留。期限付き移籍でプレーしていたFW棚橋尭士選手やDF山内琳太郎選手を完全移籍で獲得するなど、選手層の厚みも増している。

 シュタルフ監督は、「百年構想リーグを通じて、我々のフットボールが格上相手にも通用することを証明できた。チャレンジャーとして謙虚に、全員で勝ち抜いていきたい。長いシーズン、辛い時期に僕らとサガミスタの一体感をどれだけ維持できるかが、暗いトンネルを最速で抜け出すパワーになる。百年構想リーグで蓄えたエネルギーを、選手やスタッフに向けてもらえたら。一緒に素晴らしいシーズンにしましょう」と呼び掛けている。

 開幕戦となるロアッソ熊本戦は8日、午後6時キックオフ。

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