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さがみはら中央区・緑区 経済

公開日:2026.09.24

若手経済人が変革に集う 「未来創造塾」1期開講

  • 開講式であいさつする尾作会長(奥)と第1期塾生

    開講式であいさつする尾作会長(奥)と第1期塾生

 地域課題の解決につながる事業づくりを学ぶプログラム「さがみはら未来創造塾」が9月11日、FUN+TECH LABO(ファンタステックラボ/緑区橋本)で開講した。相模原市内で事業を行う経済人12人が集まり、新たな挑戦へ一歩踏み出した。

 未来創造塾は熊本大学の金岡省吾教授が中心となり2008年に富山県で始めたもの。産官学金の連携を大切にし、地域課題を地域資源で解決するビジネスプランづくりを支援する。和歌山県田辺市で開催された塾の卒業生には、子どもたちが農業に憧れを持てるよう地元事業者と連携して加工品を開発した人や、畜産の飼料を外国からの輸入に依存しないために身近な未利用食品を活用する人がいる。

 相模原市では、相模原商工会議所青年部の提案で開講が実現。尾作太一会長は開講式で、「相模原と言えばと自身を持って言えるものがない。人口減少や若い世代の流出などの課題もある。何もしないで誰かが解決するのを待つのではなく自分たちで動き、子どもたちが胸を張って誇れるまちにしたい」と思いを語った。

 開講式には塾長の本村賢太郎市長が出席。「(人口減少などの)マイナスを考えるのではなく未来に向かってチャレンジするのが大事。未来創造塾はとても面白い取り組みと思っている」と期待を述べた。

 集まった1期生は農産物販売業や旅行業、飲食業など幅広い分野で日々事業を展開している12人。塾生は半年間、計10日の講義などと1泊2日の合宿を通して相模原への理解や地域とのつながりを深め、ビジネスプランを考案する。

 参加した株式会社相模原大樹農産(緑区大島)の和泉優奈さん(25)は3年後に独立を控えている。経営において必要な考え方を学び、他業種の経営者との交流を持つために入塾した。日々感じている課題については「農業界の働き手の確保」を挙げる。安定的な人材確保に特に関心を寄せ、これから学びを深めていくという。

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