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公開日:2026.09.24
『首や腰の痛み』知って得する脊髄脊椎のお話 シーズン2 その3 腰の疾患における運動療法の役割
慢性腰痛や腰部脊柱管狭窄症では、運動療法によって痛みや歩行能力、日常生活の機能が改善することが分かっています。筋力トレーニングに加えて、歩行や自転車などの有酸素運動、ストレッチなどを組み合わせる方法が一般的です。ただし、「この運動をすれば必ず良くなる」という決まった方法があるわけではなく、症状や体力に合わせて運動量を調整することが大切です。
腰部脊柱管狭窄症では、運動療法によりしびれや下肢痛が悪化することがあるため、自転車やプールでの水中歩行など、症状が出にくい運動から始めるのもよい方法です。水中運動は体重による負担を減らしながら運動でき、痛みや歩行能力の改善が報告されています。運動によって、解剖学的に神経の圧迫や狭窄が解除されるわけではありませんが、症状や歩行能力は改善しうる、という意識をもって取り組むことが重要です。
椎間板ヘルニアや骨粗鬆症による椎体骨折など、発症直後に強い痛みがある場合には無理な運動を避けます。「痛いから動かない」のではなく、「安全に動ける範囲を少しずつ広げる」ことが、腰を守りながら身体機能を維持するポイントです。
次回の「知って得する脊髄脊椎のお話」については10月22日に掲載する予定です。
■取材・協力
八王子脊椎外科クリニック/東京都八王子市万町173の1
【電話】042・655・5566
【アクセス】JR八王子駅南口からタクシー3分、『京王バス』万町1丁目下車、『神奈中バス』万町2丁目下車
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