1969年の創業以来、地元相模原に根差し、さまざまな事業を展開する「ハギワラホールディングスグループ」。医療・産業系などの廃棄物の収集運搬と処分を行う『トキオ』や、中央区田名で40区画の貸農園を運営する『農業生産法人ファームファクトリー』などを営んでおり、両社の連携により現在、循環型食品リサイクル事業に力を入れた活動を行っている。
廃棄野菜を肥料化
トキオは、3年ほど前に新たにリサイクル工場を田名塩田(中央区)に設立した。同社は近年、野菜、果物などが大量のゴミとして焼却処分されている点に着目し、肥料化を考え、中間処理である脱水・排水処理事業を開始した。
現在は、こうした活動が広がりをみせ、近隣のスーパーやコンビニに総菜を提供する工場などからも廃棄予定の野菜や果物などを収集。毎日8トンから10トンほどのゴミを処理。これらを「特許微生物YM菌たい肥」に加工して、ファームファクトリーの貸農園で利用するほか、一般向けに販売も行っている。
同グループは「『さがみはらSDGsパートナー』にも登録している。こうした循環食品リサイクル事業を通じて、持続可能な社会づくり、ひいては地域貢献をしていきたい」と話す。
貸農園の問い合わせは、内間さん【携帯電話】070・6576・3736。
さがみはら緑区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|