体操女子五輪代表の田中理恵選手(日本体育大学研究員)が9日、市立本町田小学校(渡辺恒彦校長)で1日校長先生を務めた。児童たちは五輪選手の演技と笑顔に大喜びしていた。
東京都のスポーツ教育推進校事業の一環として行われた「1日校長先生」。アスリートの考え方や生き方に直接触れることよって、夢に向う努力や困難に立ち向かおうとする意欲を培い、学校生活の活性化を図ることが目的。
田中選手は全児童とのトークショーのほか、技能指導、模範演技を通して交流した。
トークショーでは「小学1年生の時から毎日体操の練習をしました。苦しかったし、楽しかった。五輪は小さい時からの夢、応援してくれた人に自分の演技で感謝を示したかった」と話した。
技能指導は低・中・高学年に分かれて行われ、前転や側転など器械体操の手本を示した。児童たちも指導を受け、成功するとうれしそうに笑っていた。
児童からも田中選手に、ソーラン節の踊りや組体操など演技をプレゼント。「明るい気持ちになり、元気をいっぱいもらいました」と満面の笑みでこたえていた。
渡辺校長は「子どもたちに希望と夢を与えてくれました。子どもたちも「いつかは自分も」と思ってくれたのではないでしょうか」と話していた。
児童たちは模範演技に「かっこいい」「すごーい」などと歓声を上げ、田中選手が身体の柔らかさを披露すると、驚きの声が会場に響いた。
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