町田版 掲載号:2012年12月13日号
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デザコン2012サレジオ高専V2 商品化望む声も 美と癒し追求 バランスゲーム『江戸線香』

不揃いなおもりと球状の磁石で、線香花火の繊細な火花や不安定さをリアルに再現(写真上)。左から上野さん、馬場さん、鳥畑さん
不揃いなおもりと球状の磁石で、線香花火の繊細な火花や不安定さをリアルに再現(写真上)。左から上野さん、馬場さん、鳥畑さん

 栃木県小山市で開催された第9回全国高等専門学校デザインコンペティション(通称デザコン)の「ものづくりコンペティション部門」でこのほど、サレジオ高等専門学校(小山々丘)の馬場悠登さん(デザイン学科3年)・鳥畑加奈子さん(同)・上野蘭さん(同1年)のチームが最優秀賞を獲得した。

 「デザインが起つ」と「元気にさせる地域特産おもちゃ」という2つのテーマから「皆の心に変化をもたらす」作品を追求し、「見て遊ぶことで癒しをもたらし、たった一つの光から万人につながるように」と線香花火をモチーフにしたバランスゲーム『江戸線香』=写真上=を考案。

 火花に見立てた2種類のおもりを、順番に線香花火の玉を模したオブジェの先端にくっつけてゆき、磁石でつながったオブジェが落ちると負けというものだ。

 制作のコンセプトや、予測のつかない磁石の動きが備わるゲーム性から、評価がずば抜けて高かったという同作品。だが、「出品できるか分からず、(リーダーの)馬場さんは毎日涙目だった」とか。線香花火の持つ審美性と癒しから閃いたのは、製作開始の夏休み直前。同校からの出場4チーム中で最後だったという。

 実は今回、連覇がかかっていた同校。だが、最終学年(5年生)に満たないチームでの出場は、今回が初めてだった。全員がコンペ未経験の中、アイデアの再現にあたっての素材選びや技術面などにおいても、工房の器具の使い方から説明を受けながらの作成だった。「苦労した分、経験を積めたのでは。それに、後輩たちへ、それを伝えることができる」と今後への期待を寄せている。

 「同校初」はそれだけではない。コンペ開催中、会場で遊びを体験した60代の女性から、「正月に孫と遊びたいので、商品化してほしい」と後日、手紙をもらったのだ。手紙の送り主には、再度作品を製作し、贈る予定だという。「彼らのコンセプトが本当に実現するのは、やはり多くの人が作品で遊べるようになった時でしょうね」と指導に当たる同校教員の谷上欣也さん。企業などからの「商品化したいのでアイデアを欲しい」という問い合わせにも応じる予定だという。問い合わせは同校【電話】042・775・3020へ。
 

大人数でのプレーも可能
大人数でのプレーも可能

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町田生れ町田育ちの38歳。河辺康太郎

https://kawabe-kotaro.jp

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