町田市は1月29日、町田商工会議所(平本勝哉会頭)、八千代銀行(新宿区)と共同で『株式会社町田新産業創造センター』を設立した。同社は4月1日にオープンする創業支援施設「町田新産業創造センター」を拠点に、起業希望者らをサポートし、市内産業の活性化を目指す。市が第三セクター形式で創業支援をするのは初めて。
町田新産業創造センターは、旧市役所中町第三庁舎(中町1の4の2)で建設が進められ現在、入居者を募集中で、卸売業・小売業・サービス業などの生活産業や健康産業、教育産業などの業種で、起業および起業後5年以内の個人、企業が対象。同社は意欲的な成長を目指す事業者に事業活動に関わる多面的な支援を行うことで、全国で活躍できる独創的・個性的な企業の創出を図ることを目的にしている。
1階はカフェ、イベントスペース。2階は企業支援、経営支援を提供するフロアで13部屋(9〜13平方メートル)と個別ブース18席、フリーアドレスデスク22席が用意される。3階は賃貸オフィスで、2階の入居者を支援できる企業が優先して入居できる。
2階の部屋は月額27000円〜45000円、個別ブースは月額18000円、フリーアドレスデスクは日額1000円。賃貸オフィス(40〜50平方メートル6件、90平方メートル1件)は月額145600円〜175000円と月額322350円。
入居すると常駐するマネージャーから経営支援や各種相談が受けられ、また起業家同士や起業家と既存企業をつなげるセミナーやイベントにも参加できる。
市は「他都市との良好なアクセス、優れた市民文化、自然環境など多面的な町田市の魅力を活用して、事業を展開していきたい」と話している。また市内近隣には大学が多く点在していることから産学連携なども視野に入れているという。
募集条件の詳細などは同センター【電話】042・850・8525へ。
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