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公開日:2026.01.01

多摩から日本を牽引
都知事 年頭インタビュー

  • 都庁でインタビューに答える小池都知事

    都庁でインタビューに答える小池都知事

 年頭にあたり、タウンニュースでは小池百合子東京都知事にインタビューを行った。小池知事は多摩地域の2025年を振り返るとともに、2026年の展望などを語った。※2025年12月5日撮影

2025年振り返り

-八王子市、町田市、多摩市を含む多摩地域を中心に、2025年の主な出来事や施策の振り返りをお願いします。

 「多摩の魅力を全国の人に知っていただき、もっと輝かせていきたい。こうした思いで、2025年も、多摩地域の様々な場所を訪れては、それぞれの訪問先で、豊かな自然や良質な住環境など多彩かつ個性に溢れる多摩の魅力を、戦略的かつ大胆に発信してまいりました。その一つが、多摩丘陵を舞台とした『平成狸合戦ぽんぽこ』と多摩の魅力発信のコラボレーションです。多摩都市モノレールの車両をフルラッピングしました。外装には緑豊かな自然を背景に、かわいらしい狸のデザインを施し、車内には多摩の魅力的なスポットを紹介したポスターを飾りました。子供から大人まで、多彩な魅力を存分に感じていただけたと思います」

スポーツ活躍目立つ

 「また、2025年はスポーツ分野での盛り上がりも大変大きかったように思います。夏の全国高等学校野球選手権大会では、西東京代表の日大三高が準優勝を果たしました。サッカーでは、町田ゼルビアが天皇杯で優勝し、クラブとして初めての主要タイトルを獲得。選手の皆さんの気迫のこもった戦いぶりは、私たちに大きな夢と感動を与えてくれる素晴らしいものでした」

デフ3会場で

 「日本で初めて開催されたデフリンピックでは、多摩地域でも3会場を設け、バドミントンやレスリングなどの種目でデフアスリートが躍動しました。『目でみる』新しい応援スタイル『サインエール』による応援も相まって、大盛況となりました。スポーツの力が、多摩地域をはじめ、東京全体を元気にしてくれたと言えます」

まちづくり戦略

-今後、知事は多摩地域のまちづくりにどのように取り組みますか。

 「多摩の各地域が有する魅力や個性を活かし、『活力とゆとりある持続可能な多摩』を実現するため、昨年3月、都は2050年代の将来像を描いた『多摩のまちづくり戦略』を策定いたしました。本戦略に基づき、身近な地域で誰もが活動でき快適に暮らせるまちの実現に向けた『拠点』の形成や、交通基盤と連携したまちづくりの推進、住・育・職が調和したまちを目指す多摩ニュータウンのまちづくりという3つのプロジェクトを推進してまいります」

緑のTAMA手箱

 「戦略と同時期に公表した『多摩振興アクションプラン』では、多摩地域の持つ可能性を最大限に活かし、地域それぞれの魅力向上や課題の解決を図る振興策を掲げています。市町村の皆様、地域の皆様と力をあわせて、多摩地域を誰もが『行きたい』『住みたい』と憧れるようなブランドへと磨き上げ、30市町村の色とりどりの個性を、『緑のTAMA手箱』として発展させてまいります」

メッセで産業交流

-知事は、産業振興やスタートアップ支援にも力を入れていますね。

 「多摩地域には、優れた製品・サービスを手掛ける中小企業が数多く存在しております。中小企業の持続的な成長を力強く後押しし、地域全体を活性化させてまいります。産業交流の中核を担う東京たま未来メッセ(八王子市)において、多摩地域最大級の展示会『たま未来・産業フェア』を2024年から開催し、毎回延べ8千人近くの来場者が訪れています。フェアでは、多摩地域を中心とした中小企業やスタートアップ等の交流を通して、新たな出会いやビジネスチャンスを提供しています。今年1月30日、31日に開催する『第3回たま未来・産業フェア』では、前回を超える150以上の企業が出展します。ものづくりの体験や多摩産材のワークショップなど、誰もが楽しめる企画をご用意しております。多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております」

=1月8日号に続く

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