町田市はこのほど、「土砂災害ハザードマップ」を作成し、地域住民に配布した。これは土砂災害防止法に基づき、東京都が該当箇所に指定したことを地域住民に知らせるためのもの。今回は図師町と野津田町が対象。
地図には、急傾斜地の崩壊などが発生した場合、建築物が損壊し生命または身体に著しい危害が生じる恐れがある「土砂災害特別警戒区域」と、同様な事態が発生した場合、生命や身体に危害が生じる恐れがある「土砂災害警戒区域」が色分けされて表示されている。今回発表した地域には、163カ所の特別警戒区域と、167カ所の警戒区域が指定されている。
ほかに土砂災害の情報や避難について記されている。
町田市防災安全課は、「土砂災害ハザードマップは、ご自宅がどのような環境に建てられているかだけでなく、避難場所までの警戒区域を把握することで、避難する時どの道が安全かなども確認できる。情報の理解を深めてほしい」と呼び掛けている。
このマップは両地区内の住宅全てに配られ、新しく転入した人などに対して、市役所や市民センターで配布している。
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