都議会れぽーと2015年3月議会号【2】 子どもの命を守る社会的養護にマンパワーと施設整備を求める ―都議会議員 今村るか
前号に続き一般質問の要旨をお知らせします。皆様のご感想をお寄せ下さい。
児童福祉司の人数全国最下位を返上へ
様々な事情で実親と暮らせない子どもは、東京に約4000人と言われ、社会的養護が必要な子どもは更に多いと考えられます。
児童相談所で重要な役割を果たす児童福祉司の数が東京都は人口当たりの配置基準で全国最低です。虐待に象徴される様々な事例を解決し、社会的養護の充実への取り組みを質し、舛添知事は新年度、児福司の増員を進め一時保護所の増設も行うと約束しました。
ラグビーワールドカップで多摩地域を活性化
2020年東京オリンピック・パラリンピックの前年2019年にラグビーワールドカップが行われ、世界三大スポーツ大会を2年続けて開催する東京都。多摩地域はラグビートップリーグ16チーム中、3チームが本拠地を構え全国トップの好条件。そこでイベント開催や事前合宿地などラグビーW杯を活かした多摩地域の活性化を行うべきと質し、局長は多摩地域にはふさわしい環境があり経済波及効果850億円と試算されるラグビーW杯の成功に向け準備を進めると答弁。
東京都住宅供給公社評議会で質疑
住宅供給公社の設置する店舗中、11店舗が10年以上の長期空店舗になっていることが、今村るかの質疑で明らかになりました。長期空店舗は高齢者や子どもを対象にした施設へ貸出し、地域の活性化に努めるべきと質し、部長は早急に取り組むと答弁しました。
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