ご当地ヒーロー「超装Dセイバー」が活躍している。和光大学の映像メディア研究会に所属している学生11人が、ヒーローショーや動画での配信など精力的に活動し、ファンを増やしている。ショー終了後には子どもたちも、一緒に写真撮影したり必殺ポーズを構えたりするなど、人気がブレイクする予感たっぷりだ。
3年前、同研究会の1年生9人が、「アクション映画を撮りたい。ヒーロー作品がしたい」と独自に活動し始めた。「最初は、どうしようもない内容だった」と頭を掻くが、脚本を作り、互いに批判を繰り返しながら、ヒーローたちの世界観を作り上げていった。「大ゲンカもいっぱいしましたよ」と笑う。
「衣装とかどうする?」「お金ないよ」「量販店で買ってこようか」「コスプレの衣装着るの?」「縫い合わせてカッコいい衣装にしようよ」…。みんなで知恵を出し合い、ひとつずつ問題を解決していく。ヒーロー誕生から挫折、活躍までを動画で撮影し、ユーチューブで配信を始めた。脚本も撮影、アクション、出演も全て9人で行った。
ヒーローは2人。ガイファング―ブレイブとクロストーム。人を傷つけてしまう能力を持った二人は、「正義とは何か」を悩み、その答えを観る人に投げかけていく。この動画を観た人から、ヒーローショーへの出演依頼を受け、昨年の夏ごろから駅前やイベント会場などでショーも手がけるようになった。
イベント参加
7月24日(金)には、和光大学ポプリホール鶴川で行う「月イチ映画上映会」にも出演する。当日はバルタン星人の生みの親である飯島敏宏監督のトークショーや飯島監督の「ウルトラQ」作品、小中和哉監督の「ウルトラマンメビウス」作品も上映する特撮&ヒーロー特集。11月にショートフィルムコンテストを行う実行委員会が主催のイベントで特撮の不思議がわかるワークショップなども企画。イベントの問合せは【携帯電話】090・2549・1868へ。
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