町田市は入札公告していた「町田市熱処理回収施設等(仮称)整備運営事業」の落札者をこのほど、決定した。入札参加グループは1グループで、落札者は、株式会社タクマ東京支社を代表企業とするグループ。本契約は今年12月、工事着工は2017年7月ごろ、運営開始は2022年を予定している。
町田市はゴミ処理施設の老朽化に伴い進めていた『熱処理回収施設等』。今年5月より総合評価一般競争入札方式で事業者を募集していた。9月17日に開催した事業者候補者選考委員会で提案内容などの審査により、事業者を選定し、その結果を受け町田市が落札者を決定した。
落札者は(株)タクマ東京支社のほか(株)タクマテクノス、西松建設(株)関東建築支社、(株)三ノ輪建設、(株)俊設計で構成するグループ。
予定価格は462億1752万円で、入札金額は462億240万円。落札率は99・96%だった。事業は自治体が建設し民間が運営するDBO方式を採用し、今回の入札金額には施設の設計・建設および完成後約20年間の運営費も含まれている。
462億の内訳は、造成・解体・建築などの設備費が約292億円、20年間の運営費が170億円。
設備費のうち、焼却施設とバイオガス化施設は国から2分の1、不燃・粗大処理施設などには国から3分の1の補助があり、292億円のうち国からの補助金が約100億円、町田市の負担は約192億円になる見込み。
今後は2016年11月に仮契約をし、本会議を経て12月に本契約を締結する見込み。工事着工は17年7月、熱回収施設等の整備完了は22年1月、運営開始も同時期を予定している。41年に再度運営事業を契約。施設は2060年ごろまで使用する予定。
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