町田市はこのほど、『鶴川駅前周辺再整備基本方針』を策定し、発表した。再整備を「にぎわいと交流を創出」と位置付け、交通混雑、南口の未整備、南北歩行環境の整備など、都市機能の改善強化を目指す。今後のスケジュールも5年後、10年後、15年後と目指す姿を具体的に明示し、事業を推進する。
町田市は鶴川駅前周辺を再整備することにより「安全で便利な交通」と「快適で賑わいのある駅前空間」を実現することを目標としている。
3つの方針と5年後、10年後、15年後のスケジュールを明記することで、地域住民からの理解を得て、行っていくという。
方針は【1】安全で便利な交通機関の強化、【2】快適で賑わいのある駅前空間の創出、【3】駅周辺の住環境の向上を掲げ、各方針の具体的事例として、【1】について「北口広場の改良、南口広場の新設、駅アクセス道路の整備」「自由通路の整備、駅舎改良」、【2】について「新たな商業施設の誘導による駅前空間の魅力向上」「南北まちづくりの推進」「駅周辺施設の連携による賑わいの形成」、【3】は「駅周辺をネットワークする街なか回遊動線の形成」「主要生活道路の整備による防災性の向上」「駅前立地を生かした住環境の形成」などを明示している。
今後は、用地買収・交渉などを進めながら、5年後には北口において、駐車場・駐輪場正接の再整備、香山緑地の用地取得・整備・開園を目指し、南口においては、土地区画整備事業認可の取得、道路事業認可(主要生活道路)の取得を目指す。
南口市街地整備の完成予定は15年後とし、その間、南口広場と自由道路整備事業の実施、南口街づくり事業の着手などを経て、南口街づくり、南口広場への駅アクセス道路の整備などを行っていく。
また駅舎の改良も視野に入れ、10年後の着手を予定。
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