自分を表現する一つである「見た目」。病気やけがなどで先天的・後天的な症状を持つ人たちの講演会「『顔ニモマケズ』から考える〜見た目問題と幸せに生きるヒント」が町田市民文学館ことばらんどで開催される。2月18日(日)、午後2時〜(申込受付2月1日〜)。
町田市生涯学習センターが主催するこの講演会には、NPO法人マイフェイス・マイスマイル代表の外川浩子氏と当事者の石田祐貴氏が出演し、講演のほか両氏の対談や質疑応答なども予定されている。
外川代表は非当事者でありながら「見た目問題」に10年以上かかわってきた専門家。「当事者の方たちがもっと楽しく生きられるように」と活動を行っている。
石田氏は顔の頬骨、顎骨がうまく形成されないトリーチャーコリンズ症候群を患う。現在は筑波大学大学院で障害について学んでいる。病気のことで人からひどい事を言われた時、母親と言い争いに。「お母さんがこんな症状で産んだから悪いんじゃないか」というと、「私はあなたがこの状態で産まれて良かったと思っている。それがあなただから」と言われたという(文響社、水野敬也著『顔ニモマケズ』より抜粋)。
同センターは「『人からどう思われているのか』が気になってしまう人、周囲の人間関係で悩んでいる人、外に出るのが億劫で部屋に引きこもりがちになっている人、今の環境・状況を変えたい人、他者とのコミュニケーションが苦手な人などにぜひ来場してほしい」と話している。
開催は2月18日(日)午後2時〜4時(1時30分開場)。町田市民文学館ことばらんど2階大会議室。
申し込みは電話で町田市生涯学習センターへ(【電話】042・728・0071)。受付開始は2月1日(木)午前9時から。定員108人(先着順)。定員になり次第、締め切り。
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