今年からLPGA(日本女子プロゴルフ協会)のレギュラーツアーへ本格参戦する河本結プロの後援会が、このほど第二の故郷である町田で発足した。今後は町田から日本全国、そして海外へと飛躍を目指す河本プロを全力でサポートしていくための受け皿となる。
河本結プロ(=「人物風土記」で紹介)は愛媛県松山市の出身。日本体育大学在学中の女子大生プロゴルファーとして注目され、町田を練習の拠点に置いている。
「みんなで盛り上げて、この町田から女子プロゴルファーを育てよう」と後援会発足の話が出たのは昨年6月。有限会社アスク管財の金澤史夫代表から株式会社創建の深澤勝代表を通じて、細野コンクリート株式会社の細野泰司代表へ話があった。正式決定した発足会の席では細野氏を後援会長、深澤氏と金澤氏を副会長とすることも承認された。
挨拶に立った細野会長は「河本プロの活躍がこの地域のニュースになり、明るい話題を提供できたら」と話した。発起人の一人である深澤副会長は「話があった時点では結ちゃんはプロになりたて。あっという間にステップアップツアーで優勝して後援会は必要ないかなと思ったが、本人からぜひと言われた」とつないだ。また商工会議所会頭の立場として「町田市はスポーツを通じて市民を元気にしようというのがうたい文句になっている。今後優勝した際には『町田はいい街です』と言ってもらえたら本望です」と話し、笑いを誘った。
最後に檀上に立った河本プロは「今年はまずレギュラーツアーの前半戦を一試合、一試合大切に戦い、後半戦につなげていきたい」と決意を述べた。また話の途中では時折り涙を浮かべながら「本当にたくさんの人たちに恵まれ、プロゴルファーになれて本当に幸せ者だなと思います。まだまだ実績も残していない自分に未来を開いてくださるみなさんに心から感謝します」とスピーチした。
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