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野津田神社 待望の神楽殿が完成 夏祭りでこけら落とし

文化

掲載号:2019年8月15日号

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新築した神楽殿の舞台の前で。前列左から5人目が池田宮司、4人目が村野総代長=8月3日撮影
新築した神楽殿の舞台の前で。前列左から5人目が池田宮司、4人目が村野総代長=8月3日撮影

 この地に鎮座し、300余年という歴史を刻んできた野津田神社(池田文彦宮司。野津田町2319)の新しい神楽殿が完成した。8月17日(土)に竣工式、24日(土)には恒例の祭りを開催。令和最初の夏、盛大に開かれる祭りの舞台で神楽殿のお披露目となるこけら落としが行われる。

 その昔、野津田には5つの神社があり、五社明神として祀られていた。1909(明治42)年、現社殿の場所にあった御霊神社に四社が合祀され「野津田神社」と社名を変更。この地の総鎮守となった。神社の社殿は1926(大正15)年に再建されたもの。全体的に経年劣化が進み、中でも覆殿(ご神体を祀る本殿)と幣殿の損傷が激しかったことから、合祀100周年にあたる2010(平成22)年に全面的な建て替え工事が行われた。

 次なる懸案事項が、同じように老朽化が進んでいた神楽殿。舞台の床板が傷み、冷暖房や更衣室がないなど、多くの問題を抱えていた。「建て替えに向けて何度も話が出る中、具体化したのは平成29年の秋ごろだった」と池田宮司は話す。祭礼時の奉納余興だけでなく、社務所として、また地域の各種団体の会議室やサークルの練習室に使えるような神楽殿を建設することが氏子総代会の総意をもって決定。村野豊明総代長(=「人物風土記」で紹介)は「新元号『令和』の最初の夏の祭りがお披露目公演の場となる」ことに運命的なものを感じるという。新しい時代の始まりを告げる年に、神社をよりよいものとして次世代に引き継いでいきたいと考えている。

 新しい神楽殿はヒノキを敷いた文字通り“ひのき舞台”となる。更衣室、冷暖房、給湯室を完備。社殿と向き合うように建ち、自然の傾斜により舞台が見やすい作りだ。「神社というのは心のよりどころ。地域の結びつきが希薄になる時代。みなさんに利用してもらい、文化の拠点になれたら」と池田宮司は期待する。

24日にこけら落とし

 神楽殿のこけら落としとなる24日の祭りは午後1時から式典、3時半ごろから子供会などによる「こども山車」が賑やかに行われる。模擬店の出店もあり、余興は5時半開演。今年は例年以上の華やかなステージが企画されている。ヒップホップダンス、野津田のお囃子・浦安の舞のほか、Kaoriの歌謡ショー、響ファミリーによる演舞ショー、最後は小松みどりによる歌謡ショーが舞台を彩る。雨天決行。問合せは【携帯電話】080・3003・2315池田宮司へ。

神楽殿の正面に建つ野津田神社の社殿
神楽殿の正面に建つ野津田神社の社殿

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