インドネシアの空手代表チームが、2020年東京オリンピック競技大会における事前キャンプの実施に向けたプレキャンプを町田市で8月27日から9月3日まで行った。選手らは6日(金)から日本武道館で開催される「プレミアリーグ」への参加に合わせて来日。石阪丈一市長を表敬訪問したほか、市内小中学校を回って児童・生徒らと交流を重ねた。
市は2018年8月にインドネシア空手道連盟と「2020年東京オリンピック競技大会における事前キャンプの実施に関する覚書」を締結。今回のプレキャンプはこれを受けて実施されたもの。
練習は8月27日〜9月3日、サン町田旭体育館を会場に行った。来日した選手は女子組手55kg級で世界ランキング16位のチョック・イストゥリ・アグン・サニスティヤラニ選手ら6人とスタッフ。インドネシアは約500万人の愛好家がいる日本以上の空手大国だ。現地のテレビではJリーグや大相撲中継があるなど、日本を身近に感じている国民も多い。インドネシアの民族衣装バティックを着て代表選手たちを迎えた石阪市長は「ようこそ町田市へ。プレミアリーグで成績を残して、ぜひ東京オリンピックへの出場権を獲得してください」と話した。選手団を代表して挨拶に立ったドニー・ダルマワン女子コーチは「空手を通じて町田に来ることができて嬉しい。プレキャンプ実施にご尽力いただき感謝します」と述べた。
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