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交通空白地区解消へ 「市民の足」実験を開始 つくし野と高ヶ坂・成瀬

社会

掲載号:2020年1月30日号

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相原地区で行われた2回目の実証実験で使ったタクシー車両
相原地区で行われた2回目の実証実験で使ったタクシー車両

 町田市は日々の移動に不便を感じている交通空白地区の解消を目指し、タクシー車両を用いた小型乗合交通の実証実験運行をつくし野地区と高ヶ坂・成瀬地区の2エリアで始める。市内で4回目となる今回の運行期間は2月3日(月)から3月31日(火)までの平日のみ。

 市内の公共交通は路線バスが大きな役割を担うが、道路が狭いことや採算性が見込めないことなどから路線バスが運行されない地域がある。また高齢化に伴い、高齢者の移動の受け皿となる公共交通サービスの充実が求められている。

 市では2014年6月に公表した「町田市便利なバス計画」において、市内16カ所の交通空白地区(最寄りの鉄道駅から300m、バス停留所から250m以上離れている地区)を設定し、新たな公共交通サービスの導入、運行の支援を行っている。

 これまで17年2月に相原地区でワゴン車を使った実験を皮切りに、18年10月から同地区においてタクシー車両を用いた2回目の運行、19年10月にも本町田地区で同様の実証実験を実施。利用データの収集や課題の把握を行うとともに、担当者は「地元協議会と時間をかけて検証している」と話すが、今も導入されていない。

 今回の経路はつくし野地区がつくし野駅北から杉山神社下などを通る北ルート、つくし野駅を起点にセントラルパークを経由する南ルートで1日8便ずつ。高ヶ坂・成瀬地区は成瀬駅から総合体育館前、向橋、成瀬クリーンセンターまでの往路、復路で1日8便。使用するタクシー車両は乗客4人乗りのセダンタイプで、ボンネットなどに愛称が書かれた専用のステッカーが貼られる。各地区とも住民が考案した名称が付けられた(つくし野地区は「つくし野くるり」、高ヶ坂・成瀬地区が「さくら号」)。路線バスと同じようにあらかじめ定めたルートを時間通りに走る「定時定路線型」の運行。運賃は200円均一(現金のみ)。未就学児は有料乗車大人1人につき1人まで無料で乗車できる。

 運行などに関する問合せは都市づくり部交通事業推進課【電話】042・724・4260まで。

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