パラバドミントンサポートシティとして町田市は競技の普及に尽力している。2017年度からは市立小学校での体験会を継続的に実施、11月19日には小山田南小学校で選手2人が訪れ体験会が開かれた。
東京2020大会より正式競技として開催され、注目を高めている「パラバドミントン」。町田市はパラバドミントンとの関わりが深い自治体として、また同競技の振興に積極的なサポートシティとして静岡県静岡市をはじめ渋谷区、江戸川区、福岡県宗像市と並んで一般社団法人日本障がい者バトミンドン連盟と覚書を締結している。
「今の頑張りがきっと将来に」
当日は車イスを使ってプレーをする小倉理恵選手と交通事故により右ひざや右足首を思うように動かすことができない下肢障がいを持つ中村海斗選手が参加。
児童と一緒に競技用車いす体験や実際にコートに立って、選手が投げたシャトルをラケットを握った児童が打ち返し交流を深めた。
質疑応答の際には児童は積極的に手を挙げ「なぜ怪我をしたのですか」「動かすと痛いのですか」「いつから競技を始めたのですか」「何才ですか」と選手に矢継ぎ早に質問を投げていた。
ママアスリートして活躍する小倉選手は「足が動かなくても不自由でも色々な形でスポーツは楽しめる。ぜひ楽しんでスポーツに取り組んで」と話し、中村選手は「足の怪我で努力してもできないことはあるけれど、そのための努力は無駄ではない。君たちも努力することを諦めないで、きっと将来役に立つ大事な努力だから」と児童に熱く訴えた。
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