アメリカンフットボールの関東大学リーグ1部上位リーグ「TOP8」の優勝決定戦が11月29日に調布市で行われ、桜美林大学アメフト部が日本大学と対戦。初参戦ながら2位という好成績を残した。
対戦相手の日大は昨年、桜美林大同様に1部下位リーグのBIG8から昇格。過去に21回も学生日本一になっている「東の王者」だ。勝利すれば関西の代表と学生日本一をかけて争う「甲子園ボウル」への出場が決まる大事な一戦は、昨年もBIG8で対戦し負けを期した日大へのリベンジを兼ねた戦いとなった。
桜美林大旋風
10月に開幕した今季リーグで、初昇格の桜美林大は台風の目となっていた。初戦で強豪・早稲田大に3点差で惜敗するものの立教大、明治大を続けて撃破。
夏に不慮の事故でチームメイトを失うも、4年生を中心にチームが一つにまとまり、日頃の厳しい練習の成果を発揮。関東代表の座まであと一歩のところまで迫る。
アメフトの試合時間は60分。1節15分(クオーター=Q)ごとの4節に分け、第4Q終了後に得点の高いチームが勝利。決戦の日、桜美林大は第3Qまで王者相手に3点差の僅差だったが、最終の第4Qで力尽き14―38で敗退。甲子園ボウル出場の夢はついえた。
試合を指揮した関口順久監督は「コロナ禍で活動がかなり制限されたが、リーグが短縮されるなどのツキもあったと思う。我々が目指すのは学生日本一。この成績はプロセスの一つと考え、来年は目標を達成したい」とコメントした。
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