神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2021年3月11日 エリアトップへ

JCI町田 社協と災害時相互協定 地域防災への協力強化

社会

公開:2021年3月11日

  • X
  • LINE
  • hatena
JCI町田が17年に参加した災害ボラセン訓練
JCI町田が17年に参加した災害ボラセン訓練

 市内の青年経済人らによる(一社)町田青年会議所(=JCI町田/伊藤秀俊理事長)は東日本大震災から10年となる本日3月11日(木)、(福)町田市社会福祉協議会(=社協/小野敏明会長)と「災害時相互協定」を締結する。社協との協定締結は約5年越しの思いが実った形。

 協定により両者は災害発生時に町田市災害ボランティアセンター(=災害ボラセン)の運営や支援物資の調達、被災地の状況とニーズの把握などを連携しながら行う。

 また平常時には災害ボラセンの設置・運営に関するマニュアル等の共有や地域住民や団体・企業等との協力体制の構築を図っていく。

 JCI町田は2015年に町田市と支援物資の供給と輸送に関する協定を結んだ。災害時に市民に対して迅速に物資供給をする役割を担うと同時に社協とも協定を結ぶはずだった。しかし互いの準備が間に合わず、その時は協定を結べなかった。「ずっとやり残した気持ちがあったので、今回協定を結べて嬉しい」と伊藤理事長。

顔の見える関係性

 伊藤理事長は当時、地域防災に力を注ぐ委員会の一員として「顔の見える関係性を作らないといざという時に動きづらい」と社協との連携を模索。16年頃から社協主催の勉強会や防災訓練に参加するなどし、社協との関係性を築いてきた。

 今回協定を結んだことで平常時から連携が取れ、災害発生時に迅速に対応することができる。伊藤理事長は「全国のJCの中には実際に災害拠点となったところもあります。全国のネットワークを持つスケールメリットを活かした協力ができると思います」と述べた。

 当日午後7時30分からZoomを活用したオンライン例会の中で締結式の様子を収めた動画を配信する。

 またアウトドア流防災ガイドとしてwebページの監修やテレビやラジオに多数出演しているあんどうりすさんの講演やパネルディスカッションも実施する。一般の人も視聴が可能。「地域の人たちが今一度防災について考える機会になれば」

 参加無料。JCI町田のHP(https://machida-jc.or.jp/)から入室できる。午後7時30分開始。

 問い合わせはJCI町田【電話】042・725・7565へ。

町田版のトップニュース最新6

青色で「自閉症理解」周知

青色で「自閉症理解」周知

福祉関係者ら4月に企画

3月28日

「卵子凍結」助成を継続

東京都

「卵子凍結」助成を継続

昨秋、開始 28年度までに

3月28日

「認知症考える場」拡大に力

金井の薬剤師井上さん

「認知症考える場」拡大に力

交流スポット開設 映画も

3月21日

近隣団体と盛り上げ 評価

山崎団地名店会

近隣団体と盛り上げ 評価

「模範として」特別賞 

3月21日

「木曽団地―市民病院」に新道

「木曽団地―市民病院」に新道

23日 混雑緩和などに期待

3月14日

皇室ゆかりの金属使用か

中町のデゴイチ

皇室ゆかりの金属使用か

記録簿を発見 「可能性ある」

3月14日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook