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ことばらんど開館15周年 坂井泉水の詞をひもとく ZARD30周年に合わせ記念展

文化

掲載号:2021年4月29日号

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展覧会のチラシを手にする野澤館長
展覧会のチラシを手にする野澤館長

 町田市民文学館ことばらんど(原町田)は2006年10月に開館した。15周年を記念し、第1弾イベントとして市にゆかりのあるZARD・坂井泉水(いずみ)さんの歌詞に焦点をあてた展覧会「心に響くことば展」を開催する。ZARD30周年イヤーと合わせたもので、期間は5月15日(土)〜7月11日(日)。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、日時指定予約制。

 ZARD(ザード)は坂井泉水さんを中心としたユニット。1991年にデビューし、「負けないで」「揺れる想い」などでミリオンセールスを達成した。そのルックスと歌声で多くのファンを集めた坂井さんはほとんどメディアに出演することがなく、ミステリアスな存在として知られた。

 2000年代にかけての経済の低迷や災害によって希望を失っていた時代に、人々の心に寄り添い励ます歌を作り続けてきた坂井さん。がん闘病中だった2007年、入院中も音楽制作を続けていたが、不慮の事故により40歳で逝去した。16年の活動の中で「普通の人の傍らにある喜びや悲しみを自分らしい言葉で、そして音楽を通して表現していきたい」という思いで詞に向き合い、逝去後に発表した作品を含めて155曲に及ぶ楽曲の作詞を手掛けた。

文学館らしい切り口

 同展は代表曲を振り返りながら、坂井さんが愛唱したという石川啄木の短歌や「詞」に込められた思いなどに注目し、直筆の歌詞原稿やレコーディング資料などを通して詞が紡ぎ出されるまでをひもとく、文学館ならではの展覧会となる。会場全体で坂井さんの「ことば」を感じられるよう、グラフィックデザインや映像による視覚的な演出も施す。「出口の見えない不安、孤独や閉塞感に包まれた今だからこそ坂井泉水の『ことば』は私たちの心に語りかけ、新しい明日へそっと背中を押してくれることでしょう」と同館。

 関連イベントとして、池田功明治大学教授による講演会「啄木短歌と坂井泉水のことば」(5月15日(土))、アートディレクター鈴木謙一氏と音楽ディレクター寺尾広氏のトークショー(6月5日(土))、手製本体験・詩集づくりワークショップ(6月12日(土))を開催。いずれも事前申し込み制。また期間中に「ZARD検定」を実施。回答は最終日7月11日にネット配信される。

 一般600円、大中高生300円、小学生以下無料。チケット予約、関連イベント等の詳細は同館ホームページ(「ことばらんど」で検索)から。

 野澤茂樹館長は「『つながり』をテーマに様々な展覧会やイベントを通じてコトバと文学の魅力を発信してきました。コロナ禍で人と人との距離を取る必要がある中でもつながりが大切。そのお手伝いを今後もしていければ」とコメントした。問合せは同館【電話】042・739・3420へ。
 

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