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町田市介護人材開発センター 地域の介護 支えて10年 人材の確保と育成に尽力

社会

掲載号:2021年6月3日号

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10年前の開所式の様子
10年前の開所式の様子

 一般社団法人町田市介護サービスネットワークが運営する町田市介護人材開発センターが開所10周年を迎えた。介護職員不足等の課題を解消すべく全国で先駆的に誕生した地域型介護人材センターは、今なお人材確保と育成等の地域課題に取り組み、その重要性を高めている。

 市内の介護施設で介護職員等の不足が課題となり、「町田の介護は町田が支える」という理念のもとに町田市高齢者福祉施設運営協議会(高運協)が中心となり設置が望まれ、2011年に当事者団体が運営する形で誕生した同センター。同年6月には石阪丈一市長を招いて開所式が行われた。

 10年間の間に、人材確保の部門では市民と新任職員向けの基礎介護技術講習会を行い、今では小学生向けの「まちけあ★キッズ介護のお仕事体験」や外国人向けの日本語学習支援等を行うなど広がりを見せている。

 また2016年に市の補助のもとに開設された「町田市介護人材バンク」にはこれまでに約450人が登録し、約150人が市内の介護施設等に就労した。

 人材育成や就労継続の支援に関しては、「介護の入門的研修」や「まちいきヘルパー養成研修」など市内の介護保険事業に携わる職員、市民・関係者の研修を実施し、市の介護・福祉サービスの向上に寄与。多田代表理事は「特にリーダー養成研修やアクティブ福祉in町田で発表した職員がそれぞれの事業所で中核的な立場で担っている姿を見ると大変嬉しく思います」と喜ぶ。

 コロナ禍ではオンラインやリモートなどをフル活用して情報共有に努め、市や各種サービス事業所連絡会とのネットワークハブ機能を担う同センター。多田代表理事は「『孤立するよりつながることが自らを助ける』というネットワークの力を信じ、これからも微力ながら皆様とともに地域課題に取り組んでいきたい」と話している。

多田周史代表理事
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