町田市は(株)丸井グループ(中野区)と健康づくりに関する包括的連携協定を9月16日に締結した。これに基づき、町田駅前の町田マルイ、町田モディのデジタルサイネージ(店頭のディスプレーなどの電子的な表示機器を使って情報を発信するメディア)を活用し、健康づくりに関する啓発活動を実施し、市民の健康的な生活の実現を図ることが目的だ。
市は市民が住み慣れた街で健康、そして安心して希望を持って生活ができるように健康づくりに関連した各種取組みを行っている。これを推進するため、これまでにも民間企業12社と相互協定を締結し、今回の丸井グループが13社目になる。
町田マルイ・町田モディの水谷昌平店長は「丸井グループはすべての人に幸せをつくり出すことが企業の役割であり、務めであると考えている。10月からは施設のデジタルサイネージを活用した啓発活動を行うが、これからも継続して市民のみなさまの健康づくりのためにお役に立てるように取組みを重ねてまいります」と話した。
コンテンツは市が作成し、他の情報と交互にローテーションで表示。10月1日(金)〜31日(日)の乳がん予防月間を第1弾とし、その後は食育などの市が取組む健康づくり事業に協力していく。
石阪丈一町田市長は「多くの方の目にとまるデジタルサイネージは認知、訴求力に優れている。協定を交わすことで、1年を通じて市民の健康づくりの啓発に協力いただけることはありがたい」と感謝した。
各所でピンクリボン活動
市内では10月の乳がん予防月間に合わせ、乳がんの早期発見・早期治療を推進するさまざまな取組みが行われる。金森図書館では10月13日(水)まで乳がんに関する特集コーナーを設置。市民センター、図書館などの公共施設には31日まで乳がん予防普及啓発ポスターを掲示する。また、10月の毎週水曜午後6時30分〜9時には市庁舎(西側アトリウムガラス面)がピンクリボンをイメージした色でライトアップされる。市では乳がん検診を12カ所の医療機関で実施中。検診に関する詳細は市のHP等で案内。
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