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公開日:2021.09.30
町田警察署
秋、交通安全の催し様々
子ども、高齢者に啓発
町田警察署(吉田知成(ともしげ)署長)は9月24日、秋の全国交通安全運動にともない、市民で構成される通学路交通安全運転呼びかけ隊や、地域交通安全推進委員協議会による管内小学校下校時一斉見守り活動を実施した。同署管内では先月、小学生が巻き込まれる重大事故が発生しており「日暮れが早くなるこの時期に、改めて児童らに交通安全を啓発したい」としている。
町田署管内の交通事故発生件数は9月23日現在で445件(昨年比プラス81件)。死者は2人、重傷者7人、軽傷者は506人を数える。町田署交通課安全教育係によると、コロナ禍で外出機会が減った昨年に比べ、緊急事態宣言発令中にありながら人の流れが増えており、それが交通事故発生件数の増加につながっているという。
同署では9月21日から30日までの秋の全国交通安全運動にともない、昨年コロナ禍で実施できずにいたイベントでの啓発活動を計画。子どもや高齢者の歩行者がからむ重大事故発生を防ぐため、9月24日に「ストップ横断歩道キャンペーン」を開催。管内小学校の下校時間に合わせ、45隊373人の通学路交通安全呼びかけ隊が各小学校の通学路の危険箇所に立ち、児童の下校を見守った。
「危ないぞ飛び出しダメ」
町田第一小では警視庁マスコットキャラクターのピーポ君や町田市安全協会が協力し、1・2年生の児童に紙芝居やイラストパネルで交通安全を啓発。「危ないぞ、飛び出しダメ」と、学校の校門や家の敷地から道路へ出る際に一度止まって右左を見て、車や自転車が来ないかどうかを確認してから道路に出るルールなどを教示した。
楽しみながら意識
また19日には、隣接するこどもの国(横浜市)で行った交通安全イベントで、人気俳優の寺島進さんを一日警察署長に任命。クイズやパレードを通じて来場者に交通安全を呼び掛けた。25日には同じく同園で神奈川県警青葉警察署と合同の交通安全キャンペーンを実施し、白バイ隊の合同演技や、警視庁音楽隊カラーガード(MEC)の交通安全コンサートを見に来た来場者にグッズやチラシを配るなど、啓発活動に力を入れた。
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