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公開日:2022.03.10

町田市予算案
新たに14事業を計上
総額は前年比124億円減

 町田市は3月2日、2022年度の当初予算案を発表した。2月に市長選挙が行われたため、政策的な事業は市長の政策判断に委ね、骨格的予算として編成されたものとなったが、重点的に取り組む事業なども発表され新規として14事業が挙げられた。

 2022年度の一般会計は、前年度比9・5%減の1573億6519万円。特別会計なども合わせた予算総額は前年度比4・1%減の2878億9589万円となった。

 市が発表した予算概要には「2022年度予算において重点的に取り組む事業」として、「町田市5ヶ年計画22-26」の政策に沿って48事業が挙げられた。中でも新たに実施するものとして14事業を発表。

 新規事業の内、比較的予算規模の大きい薬師池公園四季彩の杜事業では、更なる魅力向上のため、新計画を策定する。リス園の老朽化が進んでいるため、今後の魅力向上を図るための検討を行う。また、南園の再整備に向け、用地測量を実施する。

 ほかには、市立小・中学校で使用するドリルブックや校外学習の交通費などの教材費等学校徴収金を「公会計」に移行し、事務処理の効率化と保護者の利便性向上を図る。具体的にはシステム改修を行い、2022年9月ごろから口座登録・振替の準備を進める。

 補助金等では、町田駅周辺の中心市街地の空き店舗等への出店者に対し、開業資金として賃借料相当額を基準とした補助、店舗改装費の補助を実施する。また、次世代エネルギーの利用を促進するため、家庭用燃料電池の設置奨励金を新設する予定。

 このほか、「8050問題」や「ダブルケア」など、市民の困りごとをまとめて相談でき、早期に複数の支援機関による連携したサービスを受けられる仕組みを検討。加えて、潜在的な相談者への継続的なアプローチを行えるよう「地域福祉コーディネーター」の導入に向けた検討を行う。

 従来の事業の拡充を図りながら、新規事業にも注力していく。

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