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公開日:2026.01.22

相原町一帯にサッカー場
民間企業着手 29年オープン

  • パンダフィールドについて語る巴山さん(左)ら

 相原町一帯でサッカー場を中心としたおよそ3万坪に及ぶ「フィールド」の開発が進んでいる。産業廃棄物処理やリサイクル業にあたる巴山興業株式会社(調布市)が取り組んでいるもので、サッカーを楽しめるだけではなく、併設する多目的スペースでイベントを開くなど、地域コミュニティが生まれる場にしていきたいという。

 完成は2029年を予定し、敷地は八王子市にも及ぶ。自社のキャラクターであるパンダに合わせ、「パンダフィールド」と名づけ、サッカー場は国際規格を満たした人工芝のグラウンドを想定。子どもから一般まで無料で開放し誰もが気軽に使用できる場所にしていきたい考えという。

 開発を進める巴山興業の巴山勝済さんは「当初は野球のグラウンドをと思っていたが、町田のサッカー協会などに相談したところ、『活用したい』という声をいただき、サッカー場を考えるようになった」と振り返る。

 巴山さんが特に利用してもらいたいと話すのが子どもたち。例えば土日に試合を組んでもらい、その応援のため、保護者らが集まれば地域の活性化につながるという考えだ。「青少年育成や我々が拠点とする多摩地域の盛り上げを目的とする事業。地域の活性化には若い世代が必要と考えている。親子連れなどが集まるスポットにしていきたい」と笑顔をみせる。

着手まで10年

 「東京都内で最後の大規模開発」と呼ぶ人もいるほどの町田・八王子両市にまたがる事業。雑木林などに覆われていた3万坪の土地を2014年に購入して以来、巴山さんらは両市の開発に関わるルールへの調整や環境保護団体との交渉。そして、地元町会などの理解を得るための説明会を開くなど、開発に着手するまで10年近い歳月を費やしてきたという。「ようやく工事を開始できたのは23年。補助金などは利用せず、関連会社の協力を得ながら工事を進めてきた。使命感だけです」と巴山さん。このような地域貢献活動に取り組むことは自社社員の意識向上にもつながると考えているという。「日々、地盤の状況などを確認しながら工事を進めている。東日本大震災レベルの災害があっても崩れない場所にしていく。多摩地域の名所として親しまれる場にしていくのが夢です」

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