コロナ下で閉じこもりがちな高齢者や地域住民に、適度な運動のための外出を促す目的で「町田の医療と介護を知ろう!ウォークラリー」が南第2高齢者支援センター管轄内(金森・金森東・成瀬が丘・南成瀬・金森一丁目アパート)で実施されている。同地域の医療施設や介護事務所がチェックポイントになっており、楽しみながら情報も得られると好評だ。
ウォークラリーは地域内の46カ所に貼られたポスターに書かれている合い言葉(動物の名前)を5つ集めると景品が進呈されるというもの。昨年、町田第2高齢者支援センター管轄(玉川学園付近)で開催し、好評を得た。今年もコロナ禍が続いているため、エリアを変えて2回目の実施となった。景品はアルミ缶ボトルなどの町プログッズ、オリジナルお薬手帳カバー、地域の医療・介護情報冊子などで、景品交換は南第2高齢者支援センター(金森東3の18の16)と成瀬が丘あんしん相談室(成瀬が丘2の23の4)で行っている。
町ぐるみで高齢者支援
企画したのは町田市医師会が中心となり、市と連携して運営する「町田・安心して暮らせるまちづくりプロジェクト(=町プロ)推進協議会」だ。「町プロ」では市内の高齢者の在宅療養を支えるため、医療と介護をはじめとした多職種の連携の促進等を目的とした取組みを行っている。
ウォークラリーの用紙は景品交換所のほか、ポスターが貼られた各チェックポイントにも置かれている。実施は22日(火)まで。感染状況により中止になる場合も。最新の情報は同センター【電話】042・796・3899へ。来期の実施は未定だが、感染状況などを見ながら可能な活動を企画していくという。
市高齢者福祉課によると町田市の高齢者率(65歳以上の割合)は2020年の統計で27%(東京全体は28・6%)。その中で、南第2エリアは27・6%とやや上回っている。同センターの菅朋宏センター長は「外出のきっかけにしてもらえれば」と呼びかけている。
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