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公開日:2023.08.03

「ほっとした」2連覇
新生日大三高 甲子園へ

  • 優勝にわくナイン。右が三木監督

 日本大学第三高等学校(図師町)硬式野球部が先月、夏の全国高校野球・西東京大会を制し、2年連続19回目の甲子園出場を決めた。名将と呼ばれた小倉全由さんが監督を退任して初の夏大会。引き継いだ三木有造監督は「ほっとしたというのが正直なところ」と話している。

 三高選手の自信あふれる伸び伸びしたプレーが見られた大会だった。

 ナイン全員が思いっきり振り切るスイングを実践し、全6試合における1試合の平均得点は9得点に迫る。勝負所となった準々決勝以降の3試合では本塁打を5選手で計7本放つなど、他校を圧倒する高い攻撃力を示した。

 一方、大会では先行される苦しい場面を迎えることもあったが、ナインは動揺することなくプレー。選手たちの強い気持ちが2連覇を引き寄せる要因の1つになった。「主力の3年生は例年以上によくまとまり、逆境に対して、みんなではねのける力をもっていた。強豪との対戦も臆することがなかった」(三木監督)

 2連覇を達成後、目を潤ませていた小倉前監督を見たという三木監督は「26年の付き合いのなかで涙を見たのは2回目でしょうか。優勝できてほっとしたというのが正直なところ。目標を達成した選手たちにおめでとうと伝えた」と大会を振り返っている。

6日に開幕

 甲子園での本大会は6日(日)に開幕する。三木監督は甲子園に向け、「選手の邪魔をしないようにしていきたい」と話し、2連覇の祝福に訪れた同校元教員の「まずは1勝を」という言葉に笑顔で頷いていた。

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