国民のおよそ5人に1人が75歳以上の後期高齢者になると言われる2025年を前に町田市内でも新規にオープンする老人向け住居が増えているようだ。
ホスピス型
4月には南町田に住宅型の老人ホーム「ReHOPE南町田」が開設。心身の苦痛を緩和する看護・介護の機能を兼ねた「ホスピス型」といい、24時間365日にわたって専門的なケアを受けることができる住居という。
先日行われた同施設の内覧会では、人工呼吸器や車いすなどを設置したモデルルームや理学療法士が常勤するリハビリスペースなどが公開され、見学者らの関心を集めたほか、介護人も利用しやすいという浴室設備を前に質問を重ねる参加者の姿が見られた。
施設が不足
同施設を運営する高齢者住宅の運営などにあたる株式会社シーユーシー・ホスピス(港区)によると、2030年には町田を含む南多摩医療圏は65歳以上の割合が30%近くになる見込みで、介護・医療に関する需要増が予想されるものの、長期にわたって療養できる施設が不足しているのが現状という。
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